LINEとマイナンバー制度が提携したことで、一時期LINEの株価が上昇するなど話題となっていますが、ITジャーナリストの三上洋氏が、LINEの具体的な役割・機能と合わせて、マイナポータルの今後の課題について言及しています。

マイナポータルの仕様は、以前当サイトのマイナポータルの仕様に、ネットユーザー「利用してもらう気があるのか?」でも取り上げた通り、非常に利用のハードルが高いためユーザーから不満の声があがっており、これを受け、総務省は運用を見送らせるとともに改善策を検討している状況です。

マイナポータルの利用に必要なカードリーダーは、筆者も確定申告の電子申告の際に利用しましたが、普段パソコンを使い慣れていても「ドライバがない」「更新プログラムがインストールされていない」といったエラーで申告をするまでに丸3日を要しました。

ましてやマイナポータルで子育て支援サービスを利用するのは、その多くがパソコンに馴染みのない主婦層。政府には、話題性だけで終わらないようユーザーの現状を顧みた対策が望まれます。

「マイナポータル」では、行政手続きをオンラインでできるのが特徴だが、いくつかハードルがある。まず利用にはICカードリーダーが必要なこと。パソコンに接続するICカードリーダーを自分で購入しなければならず、接続や設定も必要だ。パソコンに不慣れな人には難しいだろう。

スマートフォンでの利用もできるが、対応するスマホは今のところ限られている。「NFC」と呼ばれる電子チップ搭載が必要で、現時点の対応機種はシャープ「AQUOS」の5機種、富士通「arrows」の3機種だけだ。利用者の多いiPhoneでの対応はまだ先で、来年4月以降になる見込みだ。

LINEと連携の「マイナポータル」…何ができる? 安全性は? : 科学 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)